及川貴和子スペシャルインタビュー
――貴和子さんは普段、京都のSMクラブ「傀儡堂(かいらいどう)」に在籍していて、傀儡堂・弐にゲスト出勤しているとのことですが、前職は?
「前職と言うか、今でも京都の大学院で勉強しながら傀儡堂でも働いています。」
――大学院! インテリ女王様ですね!
「あはは、そんな大げさな(笑)」
――大学院では何を勉強されているんですか?
「心理学です。」
――ほう! M性感やSMと繋がりそうなジャンルですね。
「あはは、でも実際に言葉責めのやりとりとかに役に立っているかもです(笑)。逆にいろんなお客様と出会うことによって、学校の勉強の方に役立っている部分もありますね。」
――一石二鳥ですね(笑)。貴和子さんはもともとSM寄りですが、M性感系のプレイは初めて?
「はい。でも、もともとSMプレイの方もガチガチの女王様と言うよりは、イメージプレイやフェチっぽいプレイが得意なので、M性感のプレイも好きですね。」
――貴和子さんがSMクラブで働きたいと思ったきっかけは?
「SMに興味を持ったのは、中学生ぐらいの頃から拷問系のアングラサイトを見たのがきっかけです。」
――ずいぶんマニアックなサイトを見つけちゃいましたね。
「あはは、そうですね(笑)。それでSMの世界に興味がわき、大学進学のタイミングで働いてみようかなって。」
――なるほど。じゃあプライベートでSMプレイの経験は?
「なかったんですよ。まったく未経験でした(笑)」
――このお仕事をしていて私生活に役立っていることはありますか?
「人に対して優しく接せるようになったかもしれないですね(笑)。このお仕事をするといろんなフェチの方がいらっしゃるので、『何事も否定せず、まず受け入れてみる』というクセが私生活にも出ると言うか……」
――なるほど。ちなみに北海道のM男クンたちの印象はいかがですか?
「すごく素直で優しい方が多いな……という印象です。素直に『自分はこうされたい』、『ここが気持ちいい』って言ってくれますね。」
――そんな貴和子さんですが、得意プレイは?
「そうですねえ……ひと通りのプレイは出来ますが、中でも“頭にアクセスしやすいプレイ”が好きですね。」
――頭にアクセス?
「はい。脳に近い部分……五感が集中している部分を責めるんです。」
――頭というか、顔ですか?
「ですね。顔の穴という穴を舐めてみたり……」
――おおう!
「口や耳って、比較的舐められた事があると思うんですけど、鼻や目ってあまり舐められた事がないと思うんですよ。」
――え? 目も?
「はい。最初はまぶたを舐めてみて、抵抗がありそうだったらそこで止めますけど、反応が良くて求められれば直接眼球を。」
――うわあ、眼球を舐められるって、すごくエロティックと言いますか艶かしいと言いますか……ものすごく興奮しちゃいますね。
「粘膜が触れ合ってるってすごくエロティックですよね。」
――どんなハードなプレイよりも“禁断なプレイ”って感じがします。なんとなく。
「あ、もちろんプレイ前のお口の消毒は欠かしませんし、苦手な方、そこまでは怖いと思っている方にはしませんから安心してくださいね(笑)」
――拷問系サイトが好きと言うからビシバシ系かと思いきや。
「あはは(笑)。拷問系は見るのが好きなだけで、自分がやるにあたって好きなプレイはこっちかなあ。」
――脳を犯す……みたいな?
「はい。あ、でもビシバシ系も求められれば喜んで(笑)。」
――貴和子さんのビシバシ系も興味ありますね。洗脳されちゃいそう。
「あはは、プレイ前に『怖い』って思ってたら緊張もするし、気持ち良いとも思えないじゃないですか? その怖いという気持ちを取り払ってリラックスしてもらう……というのが洗脳と言えば洗脳なのかもしれないですね。」
――なるほど。
「日常を切り離してリラックスすると、いつもは『無理だよ』と思っているプレイも受け入れられ、しかもそれが気持ち良くなる……。そういう脳内環境を作るのは得意だと思います。」
――ほう……。なんだかプレイ後はいろんな意味でスッキリしそうです。
「そうなってくれるといいですね(笑)」
――では最後にひとこと。
「そうですねえ……、あ!『女王様の舐めってちょっとくらいでしょ?』って思っている方もいるかもしれませんけど、たぶん皆さんが想像している3倍近く舐めますので(笑)」
――3倍って具体的ですね(笑)
「ねちっこいですよ〜。脳をトロトロにさせちゃいます!(笑)」
 ● インタビュアー 阿部定治(風俗ライター)